ECサイトの訪問者数を増やしていくにはアプリとの連携がカギと考えるべきです。これまでは、ECサイトはパソコンで見られることを基本と考えるのが主流ですが、これからはアプリで見られる事が増えると考えられます。そのため、ECサイト作成はアプリと連携して、考えることが必要になってきます。パソコンとアプリとでは一つの画面に出せる情報量を考える必要があるでしょう。
というのは、パソコンは比較的画面が大きいので、一気に多くの情報を出して、その中で見るものを選択してもらうという考えでも良いのですが、アプリは画面が小さいので、そのような事をすると使いにくくて仕方がありません。文字が小さくなり、どこに何が書いてあるのか分からないという事になれば、当然そのサイトには訪問者は来なくなります。ネットの利用者の特徴として、少しでも不快な事を感じたらすぐに出ていってしまうという事があります。これがテレビ等のメディアと決定的に違う訪問者の行動という事が言えるのかもしれません。
テレビなどでは別に少しぐらいの不快感は当たり前で慣れっこなので気にしませんが、ネットとなると、さまざまな選択肢の一つとして考えているので、いくらでも快適なサイトに移る事が出来てしまうのです。テレビのようなものだと選択肢が限られているので、他局にチャンネルを変えても似たようなモノという事になり、そのような無駄な事をするぐらいなら、今のままでもいいやとなるので、そのままにしているケースが多いのです。これがネットとの大きな違いと言えるかもしれません。